私の叔父さん
私が子供の頃、父がピアノを習っていた時期があったので、家には「エリーゼのために」や「乙女の祈り」や「花の歌」といった有名曲の楽譜がありました。確か小3くらいの時に「エリーゼのために」を父の見よう見真似で練習した覚えがあります。うまく弾けるはずもなかったんですがね。そして時々夕飯の後とかに、よくピアノの演奏をさせられました。父に「間違うかもしれない」というと「そんなこと言わなくてもいいから弾きなさい、間違えてもあっ!という顔をしてはダメ」とよく言われました。ははは・・・。懐かしい・・・。
そして、叔父さん(父のお兄さま・次男)もピアノの腕前が確かな方です!熊本県に住んでらっしゃったので、なかなか会う機会は少なかったのですが、親類で集まると必ず、今習っている曲を披露していました。(大阪の我が家、一番上のお兄さまの埼玉の家・・・埼玉の叔父さんもピアノが弾ける方です・・・集まる場所には必ずピアノがあるのです。)
子供の頃、幻想即興曲を弾いていただいた記憶があり、とても憧れました。もうこの曲が弾けるということだけで「すごい!」と思っていましたから。母からも「叔父さんはピアノが上手」と聞かされていたので、お会いするのをいつも楽しみにしていました。
そして去年の春、父の1回忌で来阪された時も例外なく、姪っ子も加わってのピアノ披露会。叔父さんは「ラ・カンパネラ」のある部分を初見でぱぱぱっと弾き始められました。
「うお!すごい!!!!!」
この時は、まだ本格的にピアノを再開していなかったので羨望の眼差しで見ておりました。あの時はまたこんなにピアノにハマるとは思ってもいなかったんですよねーーー。
今は東京に引っ越しをされていて、会う機会もありませんので先日の発表会のスケ2のビデオを送りました。「曲想豊かに、流れにのって弾けていますね。よかったです」という感想を頂き、有頂天!(笑)段々と叔父さんのレベルに近づいていけてるかしら?今はコーラスをやっているのと、時々スケ4を練習されているそうですよ。ほえーーー!すごいわ、やっぱり!
叔父さんとこんな風にピアノの話で盛り上がれるって、なんて幸せなのでしょう!これからも頑張ろうっと!
| 固定リンク
コメント
ほんとに素敵なおじ様ですね。
ご親戚が集まる場所にいつもピアノがある、とはなんと文化的な環境!!
私は祖父母と住んでいたのですが、祖父がいつもピアノに「うるさい!」とかんしゃくを起こしていたので、悲しかった思い出がありますが、かおるさんのような環境だったらよかったな~と思いますね。
投稿: ピアノフォルテ | 2006年4月28日 (金) 08時15分
かおるさんのご親戚には、ピアノにご縁のある方がたくさんいらっしゃったのですね。
いいなぁ~~。
ウチは、夫の両親と同居の今の家が、ピアノや芸術に全く縁がなく興味も無い家でして、一人だけ浮いています^^;
投稿: なららさくらら | 2006年4月28日 (金) 22時50分
ピアノフォルテさま
>ほんとに素敵なおじ様ですね。
ご親戚が集まる場所にいつもピアノがある、とはなんと文化的な環境!!
そういわれたらそうですね。意識したことはありませんでした。
>私は祖父母と住んでいたのですが、祖父がいつもピアノに「うるさい!」とかんしゃくを起こしていたので、悲しかった思い出がありますが、かおるさんのような環境だったらよかったな~と思いますね。
あららーーー。そうだったのですね。防音室必須ですね!でも今は良い環境ですものね!
投稿: かおる | 2006年4月29日 (土) 22時05分
なららさくらさま
>かおるさんのご親戚には、ピアノにご縁のある方がたくさんいらっしゃったのですね。
いいなぁ~~。
こうやってあらためて書くと・・・わあ、本当ですね!
>ウチは、夫の両親と同居の今の家が、ピアノや芸術に全く縁がなく興味も無い家でして、一人だけ浮いています^^;
芸術家はなららさくらさんだけなのですねーーー。じゃあピアノに興味を持ったのはなにがきっかけだったのでしょうかね?
投稿: かおる | 2006年4月29日 (土) 22時08分
>じゃあピアノに興味を持ったのはなにがきっかけだったのでしょうかね?
私がピアノを弾くようになったのは、実家の両親の友人にピアノの先生がいて、私にピアノを習わせて音楽大学に入れて、音楽の先生をさせるのが、夢だったようです。
なかなか、そんなに親の思い通りに行かなくて、私は厳しい練習に耐え切れずにやめてしまったのですが。
そりゃあ、音大に入るつもりなら、厳しい練習にもなりますよね。
でも、ピアノは好きだったので、再開したというわけです。
今の婚家は、オルガンはありましたが、ピアノには縁が無かったのですね。
投稿: なららさくらら | 2006年4月29日 (土) 23時26分
なららさくらさま
>私がピアノを弾くようになったのは、実家の両親の友人にピアノの先生がいて、私にピアノを習わせて音楽大学に入れて、音楽の先生をさせるのが、夢だったようです。
そうだったのですね!そこにはご両親の想いがあったのですね。
>なかなか、そんなに親の思い通りに行かなくて、私は厳しい練習に耐え切れずにやめてしまったのですが。
そりゃあ、音大に入るつもりなら、厳しい練習にもなりますよね。
きっと、遊ぶ時間も削っての練習の毎日だったのでしょうね。子供には耐えられないでしょうね。今ならずーーーと練習し続けていられかもしれませんね(笑)
でもピアノを再開されて、ご両親も喜んでおられますよ!
投稿: かおる | 2006年5月 2日 (火) 12時43分