山本貴志さんデビューリサイタル 大坂編
行ってまいりました!!!!!
場所はシンフォニーホール。初めて行きます。
まずは今回のプログラム紹介♪
●ショパン「夜想曲嬰ハ短調・遺作」
●ショパン「ワルツ第2番」
● シマノフスキ:「仮面劇よりシェヘラザード」
● ラフマニノフ:「ピアノソナタ第2番」
●ショパン「幻想即興曲」
●ショパン「ピアノソナタ第2番」
●ショパン「英雄ポロネーズ」
ピアノフォルテさんと行ったわけですが、会場でニャンスキーさんと、リョウコさんとお会いできることとなっていました。早速、席番号からお二人をチェックチェック♪私たちは前から2番目の左側の席。お二人は1番目の真ん中です。まず、ニャンスキーさんを発見!お互いに「初めましてーーー」と一番前の席で立ちながらご挨拶♪ ふふふ、なんか面白いデス。リョウコさんとは、私は始まる前はご挨拶できませんでした。
さあて、それから偶然にYuzuOさんとお会いすることができました。2曲目からいらっしゃって、私の隣を通り過ぎ、斜め前らへんに座られました。「似ているなあー」と演奏を聴きつつ気にしつつ・・・。休憩時間に目が合って、お互いびっくり!(笑)きっとラフマを聴きにこられたと睨んだ!!!!!
さあて、いよいよ開演!
すたすたと山本くん登場。
あれ?ちっさい。(爆)
お辞儀する姿、肩をちょっとあげて、腕はぴったりと身体につけて、丁寧にお辞儀!小学生みたいでかわいいぞ!ランドセルしょってほしい(失礼)
●ショパン:「夜想曲嬰ハ短調・遺作」
まず、一音目を出すまでの集中力がすごい!そして、一音目を弾く時に既に手の形を作っておき、上から静かにぽーんっと鳴らしておられました。細心の注意を払って音を出していることがよくわかりました。席の位置のせいか?音があまり聞こえない気が。こもったような、小さめのまるーい感じの音色でした。
●ショパン「ワルツ第2番」
夜想曲とはうってかわって、明るく、指もよく動かし流れるように弾いてらっしゃいました。指が、付け根柔らかく、よく動いています。小指を見ていたら面白い!曲げている時もあれば伸ばしている時もある。しっかり指を丸くして弾いている印象がありました。
● シマノフスキ:「仮面劇よりシェヘラザード」
これは、馴染みがないので、スイマーが襲ってきました。ふう!あぶないあぶない!曲は現代っぽく、ラヴェルのようでした。パンフを見たらなるごど!ドビュッシーやラヴェルへのオマージュの意味合いが含まれているそう。
● ラフマニノフ:「ピアノソナタ第2番」
1楽章だけは予習していきました。めっちゃかっこいいんですが!!!!!指が回る回る!
がーん!と弾いているわりに音量があまりないのは、やはり席のせい?(ピアノフォルテさん曰く、「彼の音色の特色だよ、モーツアルトに向いている音色だね」と)
●ショパン「幻想即興曲」
流れるような演奏・・・。あのように弾いてこそ「幻想即興曲」なのだな、と思いました。がっくし・・・。
●ショパン「ピアノソナタ第2番」
1楽章の冒頭、テーマが左手にかき消され、強調されなかったのが惜しい!あそこがいいのに(笑)4楽章のあの不思議な無調具合が、流れる指さばきに合っていてよかった。どの音が強調されることなく、ほわーーーんとした感じがありました。
●ショパン「英雄ポロネーズ」
左手オクターブ連打のところ、音色は優しめで軽く弾いています。すごいテクニック!普通は力んでしまってがんがん弾いてしまいそうなところなのに。コントロールが見事でした。かっこいいよーーー。弾きたい!
一応はこれでプログラムは終了。ここからアンコールです。
↑曲名がロビーに貼られていました。
1曲目
●モーツアルトソナタ13番 2楽章
「なんか古典くさいな、モーツァルトくさい曲だなあ」と思ってましたが、そうでしたか。音色がとても優しくて曲に合っていました。ころころころがる感じ♪
●ショパン エチュード 10−4
これは素晴しかった!スピード感がたまりません!怒濤のようなテンポで一気に弾いたって感じ。「ブラボー」と声があがっておりました。私も心の中で「ブラボー♪」
アンコールはこれでおしまい!あっと言う間でした。
私ってば、手元ばかり見ていました。後ろ姿しか見えなかったせいか、独特の弾き方は気になりませんでした。確かにオーバーアクションでしたが、音をきれいに出すためにやってらっしゃるのだな、と思いました。息づかいはきこえましたよ♪
次はサイン会です!ちゃんと、「サイン会やります」て告知がされていたのです。
ニャンスキーさんとリョウコさんとお友達とピアノフォルテさんとの5人で列に並びました。私はこのためだけに、「ショパンソナタ パデレフスキ版」を買いました。
↑2100円なり!
面白かったのは、山本くんの隣で助手をしている女性が「サインしてもらうものをお渡しください」と手を差し伸べたら、ニャンスキーさんは山本君に渡すプレゼントを渡そうとし「え?私が貰っていいんですか?」とつっこまれ、あげくの果てにプレゼントを渡さず立ち去ろうとして、あわてて差し上げたという・・・。どれだけ舞い上がってらっしゃるのかがわかりますね!ぷぷぷぷぷ。
↑サインしていただきました♪
最後は出待ちまでし、タクシーに乗り込んだ山本君。「かばんがない!」と両手を広げ、私たちは「トランクに入れたんじゃない?」とその様子を見ながらつっこみました(笑)控え室に置いたままみたいでしたよ。みんなで微笑みながら、手を振ってお見送りをしました。
山本君を見ているみんなを見るのが楽しかったです。今回一番冷静だったのは私でしょう・・・。
その後、5人で食事をしていろんな話をして別れました。みなさん、ありがとうございました♪
↑5人分のサイン♪
さあて、次は東京だーーー!
| 固定リンク
コメント
お疲れ様でした!
そうでしたか、シンフォニーホールで聴いてきたんですね。
ラフマニノフのソナタ2番、私も聴きたかった!
モーツアルトに向いている音色ですか?
人によってそんなに出る音が違うとは!
山本さんって、何処で知ったんですか?
投稿: ピアノマン | 2006年9月30日 (土) 02時06分
うわ~~~、素敵なラインナップ。
ラフマニノフの2番はすっごくかっちょいいですよね!
一度は生で聴いてみたいと常々思っています。
うらやましい~。
山本さんのお名前は存じ上げていますが、まだ演奏を聴いたことがありません。
マジかで見る息遣い、手の運びが感じられてとてもいい刺激を受けられたのではないかなと思います。
やはりその人それぞれで、音色って違うのですね。
そうか~。
ピアノに左右されるというよりは、その人の弾き方なのですね~、なるほど。
考えてみれば、ハンマーがどのように弦に当たるかですものね~。
流れるようなショパンエチュードOP10-4聴きたかったです!!
投稿: きよぞう | 2006年9月30日 (土) 07時02分
おはようございます。
楽しかったです~!!!
音量に関してはユンディのときも少し感じたので、ああいうものなのかもしれません。
私もまだまだピアノリサイタル若葉マークの人間なので、よくわかりませんが。席の位置によっても聞こえ方がちがうかもしれないです。
でもとにかく丁寧な優しくてまあるい音に特徴がありますよね。
私もアップしなくちゃ。
今息子の運動会の弁当作りが終了しました!笑
投稿: ピアノフォルテ | 2006年9月30日 (土) 07時06分
や~んヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
いいな~!!!!
幻想ききたい~!!!!
音量は席のせいではないでしょうかね?
背中側よりは少々遠くても蓋側で聴いてる方が大きく聴こえるような気がします。
投稿: (・∀・)ちえ | 2006年9月30日 (土) 14時49分
おおおお!詳細レポありがとうございます。
手元がよく見れたようで良かったですね。
細かい描写、想像しながら読ませて頂きました。
ノクターンの遺作は、弾き始める前に相当精神統一が必要だろうな、と思います。あの曲は回りに誰もいないシンとしたところに自分ひとり、みたいなイメージがあります。あの前奏。
音量、なんか惜しかったですね。
席のせいかもしれないし、ホールの響きが元々あまり良くないのかも?わからないですけれど。
サイン、良かったですね~♪みなさん、気力ありますね、若いわぁ。
投稿: ペンネ | 2006年9月30日 (土) 18時42分
こちらには初カキコです。超おっちょこちょいのニャンスキーです。
昨日はお疲れ様でした!先ほどまで、旅の疲れでグーグー寝太郎状態でした。
この度私は皆さんとは初対面だったのですが、共通の話題でワイワイ(ギャーギャー?)盛り上がって、ホントに楽しい大阪遠征でした。アリガトウございます。
↑お、私のすったもんだ劇場がアップされています!(笑)
そうです、相当舞い上がっていましたね。毎度の事なのですがね~。
とても素晴らしいリサイタルでした。ますます山本くんから目が離せません!
投稿: ニャンスキー | 2006年9月30日 (土) 22時32分
ノクターンの遺作から始まるって、何だかすっげ~緊張感じゃない??
それにしても豪華な演奏曲!(シマノフスキは知らない^^;)
ゴージャスな時間を過ごされたのですね♪
これできっとモチベーションも上がったでしょう。。。
東京行きも控えてるし、新曲決定間近か??
投稿: まーみ | 2006年9月30日 (土) 23時45分
行ってきたのですね~♪
いい曲ばかりですね!
特に 幻想が聴いてみたぁ~い!(笑)
まだクラッシックは行ったことがないので
機会があれば 行ってみよう~っと^^
投稿: ハノン | 2006年10月 1日 (日) 07時53分
かおるさん、リサイタルのときは、お会いできて嬉しかったです♪また、是非ご一緒できたら、幸いです!!
リサイタルも素晴らしく、感動の連続でしたが、サイン会もかなり記憶に残るものとなりましたね(笑)私もかなり舞い上がってまして、山本さんに手を振る始末(汗)テンションが絶好調に達してました・・。また、普段の冷静で寡黙な私に戻らなければ・・(←なんて嘘を。。笑)
投稿: リョウコ | 2006年10月 1日 (日) 18時32分
かおるさん、いいなぁ~~♪
しばらく生ピアノ演奏は聴いてないので、楽しく読ませていただきました。
ショパンのノクターン遺作、先日のレッスンで「さぁ譜読みは終わってるのですからね、もっと深い音をだして行きましょう」と言われたところです。
まだまだ、弾き込まなければならないみたいです…って当然ですが^^;
ピアノフォルテさんから、お聞きした“パデレフスキ版”私も手に入れたいです。
東京、気をつけていってらっしゃいませ~~。
投稿: ゆかこ | 2006年10月 1日 (日) 22時25分
ピアノマンさま
山本貴志さんはねえ、去年のショパンコンクールで4位になった人です♪今回はピアノフォルテさんに誘われたんですよ。もちろん、東京行きも・・・。
モーツァルトに合う優しくてまろやかな音でした。
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 22時46分
きよぞうさま
音については、席の位置や、ホールの響き方にも関係があるのかもしれません・・・。でも人によって同じ曲、同じピアノでも全然音が違うことはありますよね!
>流れるようなショパンエチュードOP10-4聴きたかったです!!
圧倒されました!感動ものです。ふふふふふ。
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 22時49分
ピアノフォルテさま
お疲れ様でしたーーー。お誘いいただいてありがとうございました。ステキでした♪
>音量に関してはユンディのときも少し感じたので、ああいうものなのかもしれません。
なるほど。私こそ、リサイタル超初心者なので全くわかりません・・・。
次は東京だあ!いえい!
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 22時50分
(・∀・)ちえさま
幻想即興曲、とっても素晴しかったですよ!指が回る回る!あれこそ幻想〜ですよ!真似できなーーーい(当たり前か)
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 22時51分
ペンネさま
素人耳&リサイタル初心者の感想ですが・・・。
音量などは、席の位置やホールによって変わってくるのでしょうかねえ?同じホールで違う人の演奏を聴けばわかりますよね!私もいろいろ聴きに行きたいと思います。すっごく楽しいですね!
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 22時53分
ニャンスキーさま
お疲れ様でした!楽しかったですね!もっともっと時間があればよかったのですが・・・。
ごめんなさい、ニャンスキーさんのお恥ずかしいエピソード、ネタにしてしまいました。
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 23時19分
まーみさま
はい、音だしに細心の注意を払うものが一曲目でした。すごい集中力がいるでしょうねえ。いきなり失敗は許されません!
モチベーションねえ、まだまだですよーーー。今日ちょっとだらだらと弾いたりしてましたが・・・。うーーーん。
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 23時21分
ハノンさま
幻想、よかったでしよ!指の動きが尋常じゃない!!!!!
機会があったら行ってみてくださいよ、刺激になりますよ。
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 23時23分
リョウコさま
お疲れ様でした!無事に帰れましたか?こちらこそありがとうございました!楽しいお話いっぱいしてくださいましたね。
おっと!リョウコさんのおとぼけぶりを書くのを忘れてました!私も舞い上がってた!?みんなー、リョウコさんはね、サイン書いてもらったのに貰うの忘れて帰ろうとしたのよ!かわゆい!!!!!
これからもよろしくお願いしますね!
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 23時25分
ゆかこさま
ノクターン遺作、奥深くなっていくのですね♪
今回の演奏ですが、いつも聴く版と違いました。どの版で弾いたかわからないのですが、やっぱり版によって若干違うんですねえ。奥が深いわ!
投稿: かおる | 2006年10月 1日 (日) 23時27分
あ゛あ゛ぁ~!!それは忘れて下さ~い~!!
東京でのリサイタル♪楽しんできて下さいませ~☆
投稿: リョウコ | 2006年10月 3日 (火) 00時58分
リョウコさま
すみません!余計なことを書いてしまいました!てへ!
投稿: かおる | 2006年10月 4日 (水) 20時36分