第166回(6/23)のレッスン
●ツェルニー50番練習曲 13番 (6回目)
指摘されたのはここ!
2と4の指が浮いている。力で弾くのではなく、指の重み、鍵盤に指を置くという意識で!
2回目に弾いた時は意識できていたようです。
細かいパッセージを弾くには必須のことです。全ての指が同じように鍵盤に乗るようにしなくては。
「では、慣れてきてもらって、もう1週やってきてください。仕上げましょう」と先生。やったあ!でも油断するとまた持ち越しになるかもしれない!という訳でわざとらしく「仕上げてくること!」て楽譜に書いたわ!(笑)
●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(4回目)
はい、止められる!
指が浮いている・・・(涙)練習室のピアノは軽いので響くから、弾けてるつもりでいたけれど、全然だめ!(笑)
こういう箇所は、ずっと指を動かしているから弾けてるつもりでいるけれど・・・ちゃんと自分の音を聴くように言われました。歌えてない、と・・・。
「やはり弾き手が音を聴きながら弾いていると、聴き手にも伝わってきます。歌っているのがわかります。でもテクニックにとらわれて、わあっと弾いていたり、音を聴いていなかったら伝わってきません。かおるさんも音を聴きながら弾けている箇所はとても良いです」と先生。
むむむ!そんなことまで相手にわかるんですね。
「音楽って結局そうですよ。まず音にして弾けるようになって・・・それからが大事です。自分の音を聴きながら弾く、表現するのが難しいです。でもそれができるともっと楽しくなりますよ」と。
ラフマは、弾いていてとても楽しいんですよねー。音のコントロールとか毎回、音を聴きながら弾いていくのが楽しいのです。テクニック的にひいひい言って弾く曲ではないので、そういう余裕が生まれているんだな、と思ってはいたんですが・・・奥が深いなあ
何度か弾き直しをしているうちに「鍵盤への指の置き方はできています、音色がだいぶよくなったと思いますよ」と言っていただきました。
とにかくゆっくりじっくり、音色を聴きながら(まあ電子ピアノなんで「グランドで弾いた時の感覚を覚えておいてイメトレ」ですけれど)手首、手の甲は楽に、指先でコントロールする練習をしていきます。はあー、先は長いぞーーー!
鍵盤の近くから指を落とし、音色、音量をコントロールして弾けるようになったら怖いものはないでしょうね。モーツァルトを綺麗に弾くのがいかに難しいか、よく言われることですが、こういうことだったんですねー。
はあ、この調子だと「月光3楽章やりたい」なんて言えないわ(笑)
最近は、言われたことを書き込むことにしています。私も先生もわかりやすいかな、と思って!
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