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2009年6月

2009年6月30日 (火)

第167回(6/30)のレッスン

●ツェルニー50番練習曲 13番 (7回目)

「力まかせに弾かない!」

「もっと楽に!」

「縦リズムではなく、流れるように!」

いろいろ言われました。


「はい、じゃあテンポあげてまとめてきてくださいね」


やっぱり!


仕上がりませんでした。先週楽譜に書いた言葉の効力0!まあいいや。鍵盤に指置いて、脱力してきっちり弾く、ということがまだまだできていないってことだから。

14番、予習しておこうっと♪


●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(5回目)

今日は「指を鍵盤に置く」ことを意識したせいか「指が浮いている」という指摘はありませんでした♪


Ts3g1107


左手、1音づつ鳴らしているけれど、和音で動いていることを意識すること。ようするにアナリーゼをしろってことですね。

アルベルティ・バスのところは和音が感じやすいので問題ない。右手を歌うのみ!

オーケストラを想定して弾けってことですよね。途中、先生がエレクトーンで一緒に和音を弾いてくださったらとっても綺麗でした。なるほど! 

さて、このモーツァルト、一体どこでおしまいになることやら!?

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2009年6月23日 (火)

第166回(6/23)のレッスン

●ツェルニー50番練習曲 13番 (6回目)

指摘されたのはここ!


Ts3g1102


2と4の指が浮いている。力で弾くのではなく、指の重み、鍵盤に指を置くという意識で!

2回目に弾いた時は意識できていたようです。

細かいパッセージを弾くには必須のことです。全ての指が同じように鍵盤に乗るようにしなくては。

「では、慣れてきてもらって、もう1週やってきてください。仕上げましょう」と先生。やったあ!でも油断するとまた持ち越しになるかもしれない!という訳でわざとらしく「仕上げてくること!」て楽譜に書いたわ!(笑)

Ts3g1108_2


●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(4回目)

はい、止められる!

指が浮いている・・・(涙)練習室のピアノは軽いので響くから、弾けてるつもりでいたけれど、全然だめ!(笑)


Ts3g1110


こういう箇所は、ずっと指を動かしているから弾けてるつもりでいるけれど・・・ちゃんと自分の音を聴くように言われました。歌えてない、と・・・。

「やはり弾き手が音を聴きながら弾いていると、聴き手にも伝わってきます。歌っているのがわかります。でもテクニックにとらわれて、わあっと弾いていたり、音を聴いていなかったら伝わってきません。かおるさんも音を聴きながら弾けている箇所はとても良いです」と先生。

むむむ!そんなことまで相手にわかるんですね。

「音楽って結局そうですよ。まず音にして弾けるようになって・・・それからが大事です。自分の音を聴きながら弾く、表現するのが難しいです。でもそれができるともっと楽しくなりますよ」と。

ラフマは、弾いていてとても楽しいんですよねー。音のコントロールとか毎回、音を聴きながら弾いていくのが楽しいのです。テクニック的にひいひい言って弾く曲ではないので、そういう余裕が生まれているんだな、と思ってはいたんですが・・・奥が深いなあ


何度か弾き直しをしているうちに「鍵盤への指の置き方はできています、音色がだいぶよくなったと思いますよ」と言っていただきました。

とにかくゆっくりじっくり、音色を聴きながら(まあ電子ピアノなんで「グランドで弾いた時の感覚を覚えておいてイメトレ」ですけれど)手首、手の甲は楽に、指先でコントロールする練習をしていきます。はあー、先は長いぞーーー!

鍵盤の近くから指を落とし、音色、音量をコントロールして弾けるようになったら怖いものはないでしょうね。モーツァルトを綺麗に弾くのがいかに難しいか、よく言われることですが、こういうことだったんですねー。

はあ、この調子だと「月光3楽章やりたい」なんて言えないわ(笑)


Ts3g1109_2


最近は、言われたことを書き込むことにしています。私も先生もわかりやすいかな、と思って!

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2009年6月16日 (火)

ジャン・マルク・ルイサダ ピアノリサイタル

そう言えば、今日だった!!!!!!!

チケット取ってないや!!!!!!

でもまあいいかあ〜

過去のリサイタルでは「ミス連発」「作曲していた」と不評だったというのを聞いたこともあるし〜

行くの面倒くさいしー


プログラムは

ショパン:3つのノクターン op.9、2つのノクターン op.27
     ノクターン ハ短調 op.48-1
     2つのノクターン op.62
J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 BWV816
シューマン:子供の情景 op.15
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 「熱情」 op.57

なんかとっても魅力的なプログラムに思えてきて、急に行きたくなりました。行かねば後悔する!というのでしょうか?

とにかくいい席が残っていないとお話にならないので、朝一で電話したら残っていましたよーーー手元が見える席!

という訳で行きました!


ルイサダ先生と言えば・・・スーパーピアノレッスンなのですが、それよりももっと親近感のあることがあります。

これ!

http://kaoroon.cocolog-nifty.com/dekoboko/2006/11/post_e0e6.html


○ニコニコして素敵だった

○しかし「僕は楽譜に書いてあることしか言ってませんよ」「あとはおうちでやってきて」と厳しいお言葉(通訳の弊害?)

○男性生徒にやたら時間をかけていた!

そういう思い出がよみがえります。

あの時は演奏は聴けなかったので、楽しみ♪でも過去の評判を聞いていると不安もあったりしますが・・・。

さて、いずみホール。

舞台の様子がロビーのモニターに映っています。あら・・・譜面台に椅子!視奏なのかしら?


パンフレットを見ると、最近は視奏されているようです。

「視奏にして、より表現に広がりがうまれるようになった。楽譜には作曲者の細かな指示が書かれているが、暗譜で演奏してきたその中には、そういう指示が心の中から消えてしまったというケースがあった」ということで楽譜に忠実、作曲者の意図を汲み取って演奏する、というのが目的のようです。

譜めくりはもちろん男性〜

ピアノはYAMAHA。

最初はノク2。

音が・・・澄んでいてとてもきれいです。高音部もとても優しい音色♪ぐっと引き込まれました。2番ー1番ー3番の順で演奏されました。

ノク8の高音の細かなパッセージもとても美しく・・・ブラボー!!!

ノク13ではちょっとミスが。といってもオクターブで降りてくるところで音をはずした?音が抜けた?なんかそういうミスです。アルペジオの中間部分は結構スローに弾いてました。

バッハもショパンも音色がきれいだなーという感想です。うう、フラ5、いいなあーやっぱり弾きたい!

休憩はさんで後半のプログラムです。

【子供の情景】
うーん!ベース音や、強調する音が他のピアニストと違います。曲によっては「やりすぎじゃあ?」という感想ですかね。もっとさらっと弾いてほしいのに、なんかねちっこい!みたいな(笑)

【熱情ソナタ】
ちょこっと隣の音も弾いてしまったりと完璧ではありませんでしたが、まあ許容範囲でしょう!1楽章は大迫力!うう!弾きたくなってくるー(また?)3楽章が今まで聴いてきた演奏と比べてもスローでしたが、力強く、拍子感がよくわかり「走る」ことはありませんでした。やたら速いだけの演奏ってあるじゃないですか?そういう演奏ではなく、好感が持てました!


アンコールはこれ


Ts3g1100


出てくるたびに、楽譜をペラペラ。時間がかかる時は楽譜を逆さまにしてみたり、笑いを誘っていました。

最後は鍵盤の蓋を閉め、楽譜も閉じ、更に屋根まで閉められました。会場は笑いの渦!ユーモアたっぷりのルイサダ先生でした!

終了後はサイン会!

みなさんといろいろ談笑しながらサインをしていきます。ずっとニコニコされてました♪

手を差し出したら握手してくださいました「メルシーボクゥ!」とお礼を言って帰ってきました!温かい手でした。ステキ


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第165回(6/16)のレッスン

●ツェルニー50番練習曲 13番 (5回目)


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ここをもっと軽やかに!力入り過ぎ!

Ts3g1037

こういう和音のところ、もっと楽に弾きましょう!「跳ねる」と注意されることはなくなりました!

1つ1つ丁寧に弾きすぎて、重くなっているので、もっと流れを感じて弾く事。

今週はテンポをあげ、軽やかに弾いてくること。

●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(3回目)


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最初の和音、華やかに!明るく!オケがじゃーん!と鳴っているイメージで!


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スタッカート、突かない。鋭くしない。それでいてこもった音色はNG。

む、難しい・・・


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和音は全ての音を響かせる。


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ここはペダルなしで、指で繋げる。


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赤丸の音は、切らない。鍵盤に指を置くだけ。


うわー!音色づくりというか・・・指先のコントロールが難しいです!とにかくゆーっくり練習を繰り返し、鍵盤に指を置く感覚、どんな音を出すか、理解していくしかありません。

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2009年6月13日 (土)

月光3楽章


かっこいいですね!やっぱり!

練習始めてしまいました!

以前から譜読みはしていたので、なんとなーく弾ける感じですが、テンポあげるのが大変そうです。でもまあ、人前で弾くつもりもないのでお気楽にいきたいと思います。来年の発表会の候補にしようかなあ?

英ポロも練習始めました。こちらも人前で弾く予定は全くなく、気楽に弾いています。ああ、なんて楽しいの

レッスン日記を書いている方のところを閲覧しまくり参考にしたいと思います!

あれ?大曲さらば、したはずなのに、おっかしいなあ〜(笑)

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2009年6月12日 (金)

弾き合い会に行きました♪

先日の話ですが・・・弾き合い会に行ってきました。もう撤退となる某サロンにて!いつも1台か2台の部屋しか使ったことがないのですが、サロンの大きい部屋で初めて弾くことができました。最初で最後!

着いたらいきなり「本番タイムの曲を書いてください」と紙とペンを渡されました。

えええええええええええ!弾けるものがないわよ!練習、と思って来たのにぃ!ということで「ラフマニノフ 鐘の前奏曲」を弾くことにしました。常に弾けるものがない!なんて悲しいの!!!

初めてお会いする方もいて、新しい出会いにワクワクです!

本番は、緊張することもなく、音を3カ所くらい間違えて弾き、撃沈の演奏でしたが、まあまあいいでしょう!(笑)

【プログラム】

1,ピアノ・ソナタK.330一楽章(モーツァルト)
  スケルツォ一番(ショパン)

2,ノクターン8番(ショパン)

3,月光3楽章(ベートーヴェン)

4,鐘(ラフマニノフ)

5,プレリュードとフーガBWV543(バッハ=リスト)

6,間奏曲op118−2(ブラームス)

7,平均律11番、イタリア協奏曲3楽章(バッハ)

8,ノクターン2番(ショパン)

9,バラード3番(ショパン)

10,アレグロ・アパッショナート(サン=サーンス)

11,愛の夢3番(リスト)

12,ソナチネ一楽章(グァスタビー)

13,演奏会用華麗なワルツ・ペパーミントジェット(セブラック)

14,ノクターン18番(ショパン)

15,バラード1番(ショパン)

中にはコンペに出られる方もいらっしゃって、聴けてラッキー!でした。はあ、コンペかあ・・・みなさんガンバってらっしゃるんだなあ、って思います。ここだけの話、実は「今年、いっしょに出ようよ!」と誘われたのですが、弾ける曲もなく、時間もなく、お誘いには乗りませんでした。でもいつか、出てみたいなあ。来年以降、考えることにします!みなさんもいかがですか?

さて、月光3楽章が私の心を鷲掴み!

弾きたい!!!!!!!!!!

英ポロも弾きたくて、練習始めました。(おーい、グリーグは?)特に本番は決めず、練習会などで楽しく弾けたらいいかな?というレベルでの取り組みなので(そもそも人前で弾くのは無理でしょう!無謀すぎ!)気楽にやっています!ああ、楽しい!

4月から練習時間もあまり取れていないし、夏にかけて仕事も忙しくなるので・・・ボチボチいきます!

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2009年6月 9日 (火)

第164回(6/9)のレッスン

●ツェルニー50番練習曲 13番 (4回目)


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赤丸のところ・・・

4の指が黒鍵の場合、親指のくぐりがうまくいかず走ってしまっている。しっかりと鍵盤に指を乗せて弾くこと。ゆっくり練習を!

今日は鍵盤をはじいている、という注意はありませんでした。かなり意識して弾いたので、それが伝わったのでしょうか?


「テンポあげて今週は弾きますか?」と先生に言われましたが、まだアルペジオをきちんと覚えてなかったので「もう少し音を覚えてからにします」と答えました。はあ、なかなか上達しません。練習時間が取れないのも要因かな・・・。

●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(2回目)

指は回っている。

指を動かそうというのが先にきている。

鍵盤から指が浮いている。


ということで、ゆっくりと鍵盤に指を置いて弾く練習をすることに。高い位置から振り下ろすのではなく、近い位置から指を置く、ということ。

私の苦手なところです・・・でもゆっくり弾きをしたら段々とできてきたので、今週はこの練習を繰り返ししたいと思います。

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2009年6月 5日 (金)

舞台で弾きたい曲ランキング!!!

yu-kiさんの毎年恒例企画に参加します!

【概要】

*近い将来、人前で演奏する機会があるとしたら、どんな曲を弾きたい?

発表会・練習会など、シチュエーションは問いません。
もう選曲が決まっている発表会などがありましたら、その曲は除外させていただいて・・・
その次の機会に弾きたいなぁーと思う曲をエントリーしてくださいね!

エントリーは、ベスト3・ベスト5・ベスト10など、何曲でもOK!
(もちろん、1曲でもOKです!!!)
ソロ・連弾・アンサンブルなど、演奏の形式は問いません^^
演奏時間にもこだわらず、自由な舞台を想定してくださいね^^

【2007年は・・・】

第1位 リスト ハンガリー狂詩曲2番/まあ・・・無理でしょうが。
第2位 シューマン ソナタ2番第1楽章/暗譜&テンポアップがしんどそう
第3位 ショパン スケルツォ3番/かっこいいんですよ。6月はいやがったくせにねえ(笑)
第4位 リスト 波を渡るパオラの聖フランシス/いつか弾きたい!
第5位 ブラームス スケルツォ/今年ブラームスだったしなあ・・・。来年以降かな?

【2008年は・・・】

【第1位】
プロコフィエフソナタ1番
やはり、これが一番弾きたい!弾けるかどうかあやしいけれど、練習はしてみます!
・・・もう何年越し?とほほ。
【第2位】
リスト エステ荘の噴水
プロコがポシャった時の為に(笑)ていうか、これも今年、挫折したらどうしよう!?
【第3位】
リスト ハンガリー狂詩曲2番
これも弾けるかどうかわからないですが!あっはっは!あとは弾き込みだけなので、頑張ったら弾ける・・・かなあ????(汗)
【第4位】
ラフマニノフ 鐘の前奏曲&リスト ラ・カンパネラ(鐘シリーズ・笑)
ということで・・・この選曲なら大丈夫でしょう♪
【第5位】
メラルティン 雨
これは今年に弾く予定でしたが、のびのびになってます。(関東Dolce発表会で弾こうかどうか悩んだ曲です)もう1曲、なにか小品を選んで2曲弾きます♪







この人、あほ?(笑)

自分で書いておいて飽きれます。よくこんな大きなこと言えたもんだわ!

まあ、叶っているのもありますが。





恥ずかしい!




と言う訳で、現実的な曲を!と思ったんですが、やはりここはロマン&夢がないとねーーー!妄想も織り交ぜて選曲させていただきました!


【1位】

ショパン 英雄ポロネーズ・・・どこが現実的なんだか!(笑)でも今一番弾きたい曲♪でも一番弾けなさそうな曲(笑)

【2位】

プロコフィエフ モンタギュー家とキャピレット家・・・ミルヒー来てくれるかな?(笑)完成度をあげて弾きたいです!

【3位】

シューマン=リスト 献呈・・・またこの曲の良さを再認識!周りで弾いている人が多くって、影響を受けました。やっぱりロベルト最高

【4位】

ベートーベンソナタ 月光3楽章・・・今年弾きたい曲にも挙がっております。ちょこっと譜読みはしているんですが。3楽章のみやっていないので、是非弾きたい曲です!

【5位】

ショパン スケルツォ3番・・・一昨年の発表会の候補に挙がった曲です。人前で弾きこなすのって難しそう・・・。でもかっこよく弾きたいです!

【6位】

ラフマニノフ 前奏曲 Op.32-5・・・とってもきれいな曲!途中、指がもつれそうな箇所があるけれど(笑)幻想的に弾けたらいいなあ♪と思います。

【7位】

シューマン 飛翔・・・完成度をあげて弾きたいです。譜読みはとうの昔に終わっているんですが・・・(もう忘れてるんじゃ!)

【8位】

バッハ イタリア協奏曲第1楽章・・・ひえーーー!舞台でバッハ!なんて恐ろしい(笑)でも大好きな曲なので、きちんと仕上げて弾きたいです。

【9位】

リスト 波を渡るパオラの聖フランシス・・・ずいぶん下の方ですね(笑)大曲さらば宣言してから、大曲を弾くのは正直しんどいんですがね・・・。でも挙げておきます!


【10位】

グラナドス 演奏会用アレグロ・・・テンポあがるかがあやしいですが。演奏効果もあるし、レパートリーに持っているとバッチリかな〜♪


という結果になりました!

無謀な曲ばかりですが・・・まあまあ、希望ということで♪

どれか1曲でも叶うといな、と思います!頑張るゾーーーー!

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2009年6月 3日 (水)

第163回(6/2)のレッスン

●ツェルニー50番練習曲 13番 (3回目)

まあ、言われることはいつもと同じ。

「鍵盤をはじかない!」

「しっかり指をのせる!」


4と5の指が独立していない、てことなんですね。勢いで音を出してしまっている。これはもう、ゆっくりとアルペジオを1音づつ弾いてマスターしていくしか手はない!ああ、亀の歩み!

もうねえ、やる気がねえ・・・ああ!!!

●モーツァルト ソナタ K311第1楽章(1回目)


Ts3g1084


トリルの入れ方、私が聴いていたCDと先生の弾き方が違ったみたい。正確には、聴いていたCDだったかどうか(笑)音楽用語辞典とかで調べただけかも!

上からか下からか、それが問題・・・。

ヘンレ版を持っていったんですが

「春秋社なら、トリルの解説や、フレージングが書いてあるからわかりやすいですよ。ヘンレは、音大生が使って、先生がいろいろ書き込んでいくんですよねー」

じゃあじゃあ、先生!書き込んでーーー(笑)

春秋社を買ったほうがいいか、と聞きましたが別にいいみたい。そう言えば、元々あまり版に拘ってらっしゃらなかったっけなー。全音なら持っているんだけど、提示部の最後の和音が違うんです。


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↑ヘンレは提示部がこれ

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↑再現部がこれ

Ts3g1088

↑全音はどちらもこれ


つまり・・・

ヘンレは長調ー短調

全音は短調ー短調

私は最後の最後に泣きのメロディを奏でたいのでヘンレ版にしたんですよねー。先生は「音が違う!」と驚いてらっしゃいました(笑)

ま、ヘンレでも問題なさそうなのでこのまま使い、全音を参考にしつつ弾こうと思います。


Ts3g1085


↑音が違った・・・おっと!


Ts3g1086

↑左手ノンレガートで。

再現部にスタッカートがついてたので、べたぁっと弾いてしまってました(笑)


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↑こういうところは軽く!

要は、オーケストラをイメージしましょう!何ひとつ余計な音はないし、縦のハーモニーを感じて、軽く、明るく、楽しく弾きましょう!


先生がパラパラっと弾いてくださいました。じょ、上手!さすが(おい)うっとりしてしまいました♪

さあて、楽しく弾けるように頑張るゾーーー!

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2009年6月 1日 (月)

やるか、やらないか!

ピアノのお友達の演奏を聴く機会がいろいろありました。

趣味でずっと弾き続けている方、コンクールに挑戦し、全国大会で入賞するくらいの腕前の方、ピアノ教師をされている方、様々です。弾いている環境、立場、状況は違えども、みなさんピアノが好きで、熱心に取り組まれているんだなあ、と感じました。

そういう方の演奏を聴いていると「今のままでいいのかな?私・・・」と思ってしまいました。


もっと完成度をあげて演奏できるようにしないといけないなあ〜

本番に臨む姿勢・・・お気楽すぎるなあ〜

自分が楽しむだけではなく、聴いている人も楽しませたいなあ〜

要するに、自分の技量の足りなさ=悩みのタネってことですが

今年に入って大曲はさようなら、になったので余計にチャレンジ精神が希薄になって、やる気も低下中

「人様に聴いてもらえる演奏ができるようになりたい!」と思う反面「自分で好きに、楽しく弾き散らかしているだけでいいわ♪」と思う。

「完成度あげてきちんと仕上げよう」と思う反面「とにかく音に出来て大曲が弾けた!という満足感があればいいや♪」と思う。

自分の音楽への方向が定まらない!

まあ、ど素人なので結局は自分が楽しくできたらいい、と思うのだけど、もうちょっと上を目指してもいんじゃないの?とか考えることもあります。

芸術として。

表現者として。

ではそうする為に何をするのか?今の私に出来る事は何なのか!?それ相応の先生に師事するとか、コンクールにチャレンジするとか、もっと演奏会に出てみるとか、いや、演奏会を開いてみるとか、目標に合わせた行動に出るべきじゃないの?

「べきじゃないの?」と考えるとしんどくなっちゃうかな?

「仕事が向いている、向いていないとかではない!要はやるかやらないか!だ」と言っていた上司を思い出します・・・。そう、やるかやらないか。決めるのは自分なんですよね。


そういうことを悶々と考えていて、ピアノ仲間にも聞いてみたら、案外みなさん「楽しく弾けたらいいと思うよ」とプロもアマチュアも関係なくおっしゃっておられます。そうか、そうなんだ!それでいいんだああ(笑)

今までは大曲に取り組む=チャレンジ=頑張るぞ!という図式だったのでしょうね。元々飽き症だし、同じ曲を繰り返し繰り返し練習して何度も人前で弾くというのは苦痛だし、できたら毎回違う曲を弾いて楽しみたい!と思っている私に「完成度をあげてコツコツ繰り返し繰り返し練習する」というのは性に合っていないのかも!

でもそれがどんな曲であれ、作曲家は心をこめて、いろんな想いをこめて、曲を作っています。それを楽譜から読み取り、音にするという作業・・・目の前にいろーんな曲が並んでいたら目移りもするでしょう。しかし目の前の1つの曲に集中し、深く楽譜を読んでいき、自分なりに解釈をして演奏できることができればなんて楽しい作業なんだろう!と思えてきました。教えていただく先生も丁寧に分析して「ここはこう、ここはこう」と何度も何度も教えてくださいます。そういう丁寧さがもっと必要だな、と思いました。

一方で、大曲にチャレンジすることも精神衛生上必要かなーと(笑)

そして・・・具体的な目標を決めて、そこに向かって進んでいこうと思っています!

よーーーし、やるぞお!


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