第16回 ショパン国際ピアノ・コンクール2010 ~入賞者ガラ・コンサート~
ショパン国際コンクール開催の時には、毎日配信動画を見ながらマイミクさんとmixiで感想をつぶやきあっておりました。現地、ワルシャワに行ったお友達もいて、私にとっては、それはそれは熱く、充実した日々だったのです。
そのコンクール入賞者のコンサートです!行かなくてどうする!
という訳で行ってまいりました〜
ユリアンナさんを生で聴ける!見れる!
ちなみに・・・コンクールの期間、私は運良くユリアンナさんの演奏は全て聴くことができたのです。その時のmixiでの感想。
一次・・・あまりの眠さに木枯らしで記憶を失ったのでわからん・・・。スケ4はまとまりがあって綺麗、マイミクさんたちも曲のキャラによって音が違う、音がいい、という感想。
二次・・・ゆっくりめのスケ3。慎重に弾いている感じ。マズルカは聴いていて飽きない。前奏曲は歌いすぎ?英ポロは淡々とそのままいくのか、と思わせてルバートや優しい部分を隠し味のように入れる。はっとさせられる。さすが真矢みき(※)ブラボー!!!!!
※真矢みきに顔が似ているから(笑)
三次・・・ソナタ2番は2楽章が重い!ルバートも多く、ねっとり。きてほしい時にきてくれない、こんなんだったっけ?ちょっと期待はずれ・・・。
↑しかしソナタ賞だったのよね
ファイナル・・・一生懸命オケと合わせようというのが伝わってきてました。暴走することもなかったような・・・。
という訳で、一次、二次は好印象で応援してたんですが、三次であれれれ?好みの演奏じゃない、みたいな感想
まあ、優勝はありえんかな?みなさんのコメント読んでいると他にもいい演奏をする方がいるようだし、他の人の演奏を聴けてないので比較できなかったですが・・・と思っていました。なので優勝して本当にびっくり!
巷では納得いかん!という声もあがっていますが・・・結局、誰を一位にしても文句はでるだろうし、満場一致で、というのは無理だと思います。(ブレハッチはそうだった?)
※例えば、コンチェルトでオケと合わそうとしていることを好意的に思う人もいれば、合わせようとするあまり音楽の流れ止めてない?と否定的な人もいますからね。
そもそも芸術に点数をつけるなんてむにゃむにゃ・・・という話になってしまいますしね
↑こういう感想を持っていました。
[プログラム]
【フランソワ・デュモン (第5位) 】
ショパン:子守歌
ショパン:ポロネーズ 第6番「英雄」
アンコール・ドビュッシー 月の光
【ダニール・トリフォノフ (第3位・マズルカ賞) 】
ショパン:3つのマズルカ op.56より 第1番・第2番
ショパン:タランテラ op.43
アンコール・ショパン ボレロ
ラフマニノフ編曲 バッハ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番より ガボット
【ルーカス・ゲニューシャス (第2位・ポロネーズ賞) 】
ショパン:ポロネーズ 第5番
ショパン:12の練習曲op.10より 第2番
ショパン:12の練習曲op.25より 第4番
ショパン:12の練習曲op.25より 第11番「木枯し」
アンコール・レオニード・デシャトニコフ 映画「Target」よりfox frot
【インゴルフ・ヴンダー (第2位・幻想ポロネーズ賞・協奏曲賞) 】
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
アンコール・ヴォロドス編曲トルコ行進曲
【ユリアンナ・アヴデーエワ (第1位・ソナタ賞) 】
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
アンコール・バッハ パルティータ1番より ジーク
簡単にレポートを。
本当に簡単ですよ、中味ないっすよ(笑)
まずはデュモンさん。
2階席だったので、頭のてっぺんが気になりますw
一人目だったからか、音がすごく綺麗に聴こえました(笑)月の光はとても美しい音色でしたよ!
・・・ってショパン以外を褒めちゃいかんなあ~英雄は付点の付け方とか、楽譜通りじゃないし・・・て、もしかしてエキエル版だったとか!?
ダニールくんは・・・デュモンさんとはまた違った音色。なんと表現したらいいのか、すこーんという感じではなく、ピアノの周りに音がたまってる感じ・・・ってわかんないね 私は2階席だったのですが、1階席にいた友達曰く「多彩な音色だった」とのこと。うーん、あまりわからなかったなあ。耳が悪いのでしょうか?それとも聴いていた位置のせい?
かなりマイナーな曲ばっかり演奏されたので、途中意識が飛びそうでした。横顔はあいかわらず花王(※)でした。
※花王のマーク
ルーカスくんのポロ5はさすが!強調する音とか、狙って弾いているのがわかりやすい。独特な解釈ですね。エチュードはなんかこもったような音色・・・テンポが速かったからでしょうか?あっけなかったです。
そして休憩をはさんで、協奏曲です
オケの1音が出た瞬間から感動して涙でそうでした!
去年、二台でオケパートをやったので、ついついオケのほうに聴き入ってしまいます。ヴィンダーくんは、それはそれは繊細で美しい音を出してくれました。途中、繊細すぎてオケに負けていたけど2楽章が絶品でした。音色と歌い方が、たまりません。とろけそうでした
ちょっとーーーー、ファンになってしまうやん!どうしてくれるのよ~!プンスカ!
そしてユリアンナさんの協奏曲。
さっきのヴンダーくんとは全然違います。オケもさっきと違う~男前な感じ。でも息ぴったり!ユリアンナさんの歌い方は、かなり個性的!オケパートの時はずっとオケの方を見て、一緒に歌っている感じ(たぶんね)音色はブンダーくんよりクリア、硬質かな?
ぶっちゃけ、ピアコン1番を続けて聴くって大変じゃないかな?と思ってましたが、あっという間でした。それくらい演奏に引き込まれた&2人の演奏が全く違い、面白く発見がありました。
うひょーーー!めっちゃよかった
終了後は、楽屋裏を見に行きました。サイン会はないのかな?せっかくピアコンの楽譜持ってきたのに。出待ちをしている人多数!ひえ~。そうしているうちに、ユリアンナさんがタクシーに乗り込んでいきました。あーあ、サインなんてもらえないじゃん!と思っていたら、係員の人が
「トリフォノフさんとゲニューシャス さんのサイン会を行いまーす」とアナウンスが!
「ヴィンダーは!?」と叫んだお友達が面白かったですw
そうだーーー!ヴィンダーくんは?サインもらいたかったのに!だって、ピアコンの楽譜だよ?ピアコン弾いた人に書いてもらいたいじゃないの!出てこい!ヴンダー!!!!!!
と言っても出てくるはずもなく・・・ルーカスくんとダニールくんのサインをもらうことにしました。
左がルーカスくん、右がダニールくん。
ルーカス、かっこえええ
ダニール、かわいい横から見たら花王なのが惜しいなあ~。
そんなこんなで、大満足な時間を過ごすことができました。
みなさんの、これからのご活躍をお祈りしております!楽しみです!
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